西宮神社の江戸里神楽と七福神めぐりガイド
2017.11.24
西宮神社えびす講と七福神めぐり (11月18日~20日)
長野市岩石町に座す西宮神社と言えばえびす様で有名です。当協会の七福神ガイドコースの中でも著名なスポットです。
ここで毎年11月18日~20日に開かれるえびす講に際し“これが終わって一気に長野は寒くなる、さあ明日から気を引き締めよう!”と思っている市民は多い。
その意味では、西宮神社が“暮らしの守り神”にもなっている感さえある。
さて、この期間中毎年、境内では国の重要無形民俗文化財指定になっている松本源之助社中による江戸里神楽(えどのさとかぐら)が奉じられている。そこで当協会ではこの三日間限定の江戸里神楽を堪能することを織り交ぜた七福神コースを設けました。初日(18日)早速、長野駅の観光情報センター入り口で商売繁昌・家内安全・五穀豊穣・除災開運・福徳円満など広大なご神徳を称えられる神さま「えびす様」の神社でお神楽を見ませんかとPR。
ほどなくして、紳士淑女二人ずつの4人グループ「東京から来ました。観光で信濃大町からの帰路、長野に立ち寄りました。ただ歩くだけでは面白くない。旅の醍醐味はガイドさんのお話しを聞きながら共に歩くことにあるし、ぜひお神楽も見てみたい…」とのお申し出あり。
道中は、急ぎ足ながらもブラタモリ風の掛け合い談義で楽しく、面白く。
西宮神社に近づくにつれ、ピーヒョロロ、トコトントントン、笛・大拍子・長胴太鼓の音が聞こえてくる。観衆も多い。
お面を冠った「えびすさんやらひょっとこ」が手振り足振りで表現したり、踊ったり(跳躍)、舞ったり(廻る)で、まるでお芝居を見ているようでした。笑いあり、おどけありの演技は福も笑いももたらして、いつの間にか和みの気持ちに。「こんな気持ちの人で世の中が満ちてくださいますように」と、これがえびす様の粋な計らいかもしれない。
4人のお客様も、いいものを見せてもらった。幸せな気持ちになれると大喜びでした。
以上(投稿:ガイドB)
【ブログ管理人 K】