おもてなしサロン③
2018.12.24
― ガイドの当番こぼれ話 3回目 ―
「駅と昔の県庁とを結ぶ道が“県町通り”、駅から第2の善光寺参詣道の計画のもとに作られた道が“千歳町通り”双方の真ん中を通る道ということで“中央通り”、知ってた?」
「外観は鉄筋コンクリート造に見えるけれど、しかし実際は木造の建物がこれかい?」
「数時間以上かかった汽車の旅、ようやく着いた長野停車場から食堂へ並ぶ長蛇の列」
「あっ私、ここで昔足袋を買ったお店ね。わあ懐かしい!」
「ここさあ、昔“名店デパート”あったところだよなあ」
「山門の端で鳩豆売っていたおばあちゃんいたね、一皿30円だったっけ?」
「なんで、門前にこんなに多くの銀行ができたのかねえ、19,63、信濃、安田、農工…」
28種類の明治老舗パネルをひとつひとつ食い入るように鑑賞されていたお客様。
古地図を眺めてお互いの若い頃を思い出し、微笑みあうご夫婦。
商人の心意気を感じる建物が多いですね。壊さないで残していってほしいと語る若者。
お母さんにプレゼント!口を真一文字に黙々と折鶴を作っていた小3の女の子。
すべての年代層、男性女性が躍動し合う素敵な空間が、おもてなしサロンにありました。
【ガイド TB】