門前旅の案内人ブログ

地蔵盆・地蔵めぐり

日暮れの街に出かけてきた大勢の子供や親御さんたちの参加者は、各所の地蔵菩薩の前に順番に並んで手を合わせていました。大きな袋の中には、いただいたお菓子などの沢山のご供物などが入っており、子供たちの顔は笑顔でいっぱい。子供たちだけでなく大人も善光寺界隈を歩いて、ふだん門前町を見守ってくださっているお地蔵さまにお参りをしながら楽しんいるように見え、秋の声とともにかなり涼しくなった夏の夜に、艶やかな赤色で連なる提灯のカテナリー(注:電線などの懸垂線)がひときわ輝いて見えていました。(※注釈は神保が入れました)
                    
【投稿者 : 内田 宣伝委員】
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地蔵盆・地蔵めぐり研修_02

地蔵盆の参考データとして、下記の通りWikipediaより引用しました。                       【編集及び引用者:神保 宣伝委員】
        
地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日で、厳密には毎月24日であるが、一般的には、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものをいう。ただし、寺院に祀られている地蔵ではなく、道祖神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵」が対象となっている。
概説
期間としては、当日の前日の宵縁日(旧暦7月23日)を中心とした3日間を指す。縁日(祭り)はその期間内の特定の日を選んで行われる。
旧暦7月24日以外の地蔵菩薩の縁日の24日は、地蔵会(じぞうえ)、地蔵祭と呼ばれるが、旧暦7月24日については盂蘭盆(お盆)の時期に近く、それにちなんで地蔵盆と呼ばれるようになった。現代では、参加する人々の仕事などに合わせ、多少日程をずらして土日に行うところも増えている。現在では新暦で行われ、新暦7月24日前後の地域と、月遅れで8月24日前後の地域に分かれる(お盆の記事を参照)が、どちらかというと8月23・24日が多い。
地蔵盆は近畿地方を中心とする地域で盛んな行事である(長野県長野市の善光寺や長崎県対馬市厳原町など、近畿地方から離れた地方でも地蔵盆を行う地域は存在する)。一方、関東地方や東北地方では地蔵信仰自体が浸透していないため、地蔵盆も殆ど行われない。ただし東北地方であっても、宮城県の気仙沼市など、遠隔地との文化交流が古来からあるような古い港町ではこの限りではない。
地蔵祭では、地蔵のある町内の人々がこの日にかけて地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、地蔵の前に集って灯籠を立てたり供え物をしたりして祀る。地蔵盆の前後には、地蔵の据えられる家や祠の周囲などに、地蔵盆独特の提灯が多く飾られる。京都では子供が生まれると、その子の名前を書いた提灯を奉納する風習がある。おおむね女子は赤、男子は白で、その子が地蔵盆に参加しているあいだは、毎年飾られる。
地蔵菩薩は中近世以降子供の守り神として信仰されるようになった。広く知られた伝説によれば、地蔵菩薩が、親より先に亡くなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救うという。このことから地蔵祭においては特に子供が地蔵の前に詣り、その加護を祈る習わしになっている。ところによっては、仏僧による読経や法話も行われるが、おおむねそれらの多くは子供達に向けたものである。地域によっては、地蔵盆当日の朝に「数珠回し」を行う。これは、町内の子供が、直径2〜3メートルの大きな数珠を囲んで座り、僧侶の読経にあわせて順々に回すというものである