大勧進発 善光寺大勧進・大本願と宿坊めぐり
善光寺境内には、本堂以外にも歴史に彩られた建造物や伝説があります。その見所をガイドが親切に解説しながら巡ります。【所要時間 1時間】
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集合場所
大勧進表門に集合します
POINT1
大勧進
天台宗大本山で善光寺25院の本坊となっている。
開山以来、代々善光寺如来に仕え、民衆の教化と寺院の維持管理にあたっているお寺です。
大勧進とは役職名でしたが、善光寺ではこの役職名が寺名として残りました。大勧進の住職は貫主(かんす)と呼ばれており、善光寺の住職を兼ねています。現在104世栢木寛照(かやきかんしょう)貫主様。
POINT2
本覚院阿闍梨池
阿闍梨池(あじゃりいけ)は、善光寺七池の一つに数えられている。
阿闍梨池の謂れは、法然上人の師、皇円阿闍梨が静岡県御前崎市にある桜ヶ池に入定したのち、暴風雨とともに竜となって阿闍梨池より現れ、善光寺本堂を7回めぐりもとに帰って行ったという伝説が伝わる。
その為桜ヶ池と地下でつながっているといわれています。
POINT3
仁王門
仁王門は、1752年に建立。現在の建物は大正7年(1918年)に再建された。仁王像は、1919年に建立されました。左側に「阿形像」、右側に「吽形像」があります。裏側には、三面大黒と三宝荒神の像が祀ってあります。
作者は、上野公園の西郷隆盛像の作者として有名な高村光雲とその弟子である米原雲海の合作による彫刻です。
POINT4
堂照坊
親鸞聖人が百日逗留したといわれています。
POINT5
大本願
代々尼僧寺院で開山上人は蘇我馬子の娘の尊光上人(聖徳太子妃)です。
浄土宗の総本山で善光寺14坊の総本坊。明照殿にある阿弥陀如来を背負った本田善光の像は必見!
現在は、鷹司家出身の鷹司誓玉大僧正が善光寺上人を務めていらっしゃいます
POINT6
正信坊法然堂
法然堂は、浄土宗を開いた法然上人(1133~1212)が善光寺参詣の際に宿泊したと伝えられています。
POINT7
世尊院
花ケ池は、善光寺7池の一つでこの水は「阿伽(あか)の水」と呼ばれ、もともとは善光寺御本尊に供える水であったといわれています。
涅槃釈迦如来像は、鎌倉時代の作で国の重要文化財に指定。お釈迦様が八十歳で入滅されたお姿と言われ、日本で唯一の等身大で銅像です。
POINT8
延命地蔵尊
善光寺創建以来、如来堂(瑠璃壇)があった場所に置かれていました。延命地蔵尊は現本堂落成後、1712年に造立されました。現在の地蔵尊は、1949年に復興されました。
POINT9
仲見世通り
仁王門から北は、仲見世通りと呼ばれ両側に仏具や土産物を売る店が続く。
かつて善光寺伽藍(本堂)があった場所で、その後江戸時代伽藍(本堂)が現在の位置に移転し、その跡地は「堂庭」と呼ばれ次第に商人たちが集まりました。
GOAL
善光寺境内駒返り橋
1197年に源頼朝が善光寺を参拝した際に、馬の蹄が穴に挟まったため駒を返したという話から「駒返り橋」と呼ばれています。
仲見世通りから山門へ進む参道入口にあり、その馬蹄のくぼみは、現在も橋の左側に見ることができます。
ガイドはここで終了します。